イギリスの動物愛護
世界各国で今、動物愛護についての運動が盛んになっています。
日本国内でも愛護の運動は常に行われているのですが、驚く事に愛犬家や愛猫家でさえそれを知らない人がいます。
当たり前の事ですが、どれを知っているのと知らないのでは大きな差があるはずです。
1500年~1800年ごろのイギリス人は、今とは正反対の考えで、「人間が一番偉い」といった考えを持っていたのです。
しかし、人間と動物の生活は非常に密着した物があり、1700年代には動物と共に生活をする文化が始まっていたみたいです。
「問題は、動物が理性的であるか、話す事ができるか」
ではなくて、
「彼らが苦しむのか」
といった言葉がイギリスにはあります。
この言葉がイギリスの動物愛護の基礎理念にもなっているのです。
イギリスの動物愛護の歴史は
200年のれきしがあり、国民にも深く理解されています。
日本では当たり前に存在するペットショップも、イギリスでは禁止されています。
動物と共に暮らしたいと考えている人は、施設に保護されている動物を里親として迎え入れるのが一般的な流れとなっています。
もちろん日本のペットショップが全てダメだという訳ではありませんが、環境もしっかりと整えてあげ、誰でも犬や猫を買う事が出来る環境にはして欲しくないですね。
日本にも犬や猫を保護している施設はあるのですが、イギリスと違い里親がなかなか見つからないのです。
「病気の犬ばっかりなんでしょ?」
と言いそういった施設で保護されている動物の事を理解していない人間もいました。
「病気」
その言葉に私はかなり幻滅しました。
そこを嫌がる人間に動物と暮らす事が出来るのか?
本人に悪気はないと思うのですが、これが日本の動物に対する考え方なのでしょうね。
イギリスの施設で保護されている犬猫は8割~9割と言われています。
日本のペットショップは、私が知る限り、不衛生で狭い環境のお店がほとんどな気がします。
イギリスでペットショップを経営するにはライセンスが必要です。
ペットショップに関してもかなり厳しい規制が設けられており、条例ではなく、法律として定められています。
ペットショップを運営する側も、そこで動物を手に入れる側の人間も、物や商品ではなく、命として考え直さなくてはいけませんね。
命として考えれば値段をつける事は出来ないのではないでしょうか。
日本の動物愛護は世界的に見ても100年遅れていると言われています。
今後国が愛護についてもっと深く考え、もっと見直す動きをする日が来るのでしょうか。